Outlook Expressで読んだメールをメールサーバーに残す方法
WindowsのOutlook Expressは、読んだメールをメールサーバーから削除するように初期設定されています。
しかしこの仕様(初期設定)だと、仕事関係のメールを自宅や職場で各々受信すると受信ファイルがバラバラになり、メールの管理がとても大変です。
そこで、自宅で読んだメールはメールサーバーに残し、職場でメールを読んだらばサーバーから削除するようにすると、受信メールの管理は職場のPCに統一できるので管理が楽になります。
以下は、自宅PCのOutlook Expressを「メールを読んでもメールサーバーに残す」の変更する方法です。
★ご注意★
この方法は、同じメールアドレスで自宅と職場のように二ヶ所以上で受信するときに使います。そうでない人は、設定しないでください。
この方法にすると、メールがメールサーバーに残るため、削除しないでいると「メールボックスが満杯なので送信できません」エラーの原因になります。
(1) Outlook Expressを起動する。
(2) Outlook Expressの[ツール-アカウント]コマンドを実行する。
[インターネット アカウント]ウィンドウが表示される。
(3) [メール]タブを選択(クリック)する。
(4) 「アカウント」の中からメールを読んでもメールサーバーに残しておきたいメールアドレスを選択(クリック)する。
(5) [プロパティ]ボタンを選択(クリック)する。
[(選択したメールアドレスの)プロパティ]ウィンドウが表示される。
(6) [詳細設定]タブを選択(クリック)する。
(7) 配信の「サーバーにメッセージのコピーを置く」をクリックして、オン(有効)にする。
以下、[適用]ボタン、[OK]ボタンをクリックして、終了させる。
以上で、(4)で選択したメールアドレスに届いたメールを読んでも、メールサーバーにはメールが残ります。