PCに届く電子メールを携帯電話(または別メールアドレス)へ自動的に転送する方法
自動転送ソフト「MailForwardController Standard Edition」
のセットアップと使い方
以下のセットアップと使い方は、自動転送ソフト「MailForwardController Standard
Edition」の基本的な機能の紹介です。
この他にもいろいろな機能がありますが、その設定方法等はみなさんで研究してください。 |
目次
自動転送ソフト「MailForwardController Standard Edition」の入手方法
使用上の注意
インストールの方法
削除(アンインストール)方法
設定方法(メールの自動転送を設定する方法)
起動・実行方法
終了方法
●自動転送ソフト「MailForwardController Standard Edition」の入手方法
自動転送ソフト「MailForwardController Standard Edition」(以下、MFC)は、ベクターにあります。そこからダウンロードしてください。
… http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se186718.html
※自動転送ソフト「MailForwardController Standard Edition」は、フリーソフトです。
●使用上の注意
- MFCは、インターネットに常時接続の環境で使用します。PCウイルスなどへのセキュリティ対策は万全に行っておいてください。
- MFCは、Windows用ソフトウエアです。Windowsを終了すればMFCも終了します。
- MFCを使っている間は、パソコンの電源を入れたままにしなければなりません。
●インストールの方法
- ダウンロードした mfcse211.exe (2005年5月現在ファイル名)ファイルを実行します。
- インストールプログラムの途中にある設定は、デフォルト(初期設定値)のままでOKです。
※デフォルト(初期設定値)のままでOK
※デフォルト(初期設定値)のままでOK
- インストールが終わると、デスクトップ画面に [MFC] のアイコン(ショートカット)ができます。
※こんなアイコン(ショートカット)ができます。
●MFC の削除(アンインストール)方法
インストールした MFC は、[コントロールパネル]の[アプリケーション(プログラム)の追加と削除]を使い、削除します。
※プログラムを削除しても、MFCの設定ファイルは残ります。完全に消去したい場合は次のフォルダ(ディレクトリ)も削除してください。
消去するフォルダ(ディレクトリ)---> C:\Program Files\MFC
●MFC の設定方法(メールの自動転送を設定する方法)
以下は、「 abc@def.ne.jp 」に届いた電子メールを「 123@456.ne.jp 」に「 90分間隔 」で自動的に転送するための設定方法です。 |
- デスクトップ画面にある [MFC] アイコン(ショートカット)をクリックして、MFCを起動します。
※このアイコン(ショートカット)をクリックする。
- 下図のような起動画面が表示されます。
- ツールバーの[転送元追加]ボタンをクリックします。
- [ユーザーデータ設定]ダイアログボックスが表示されるので、次のように各項目を設定します。
- [ユーザー名称]…いくつものメールアドレスを転送管理するのでなければ、特に書き換える必要はありません。複数のメールアドレスを転送管理するときは、適当な名前を付けてください。
※ユーザー名称は後で書き換えることもできます。
- [実行状態]…そのまま使う(自動転送させる)のならば「実行中」で良いです。
- [実行計画]…自動転送を行う間隔を分単位で設定します。60分以上の間隔を空けることをお勧めします。
- [モジュール]-[拡張モジュール]…[▼]ボタンをクリックして「データマネジメントモジュール」を選択します。
※[設定]ボタンは何もしません。
- [モジュール]-[送信モジュール]…[▼]ボタンをクリックして「データトランスミッションモジュール for SMTP」を選択します。
続けて、[送信モジュール]の[設定]ボタンをクリックします。
- [SMTP設定]ダイアログボックスの各項目を設定します。
[送信元メールアドレス]…転送したい(転送元の)メールアドレスを入力します。
[SMTPサーバ]…メールソフトのサーバー情報にある転送元メールアドレスのSMTP情報を入力します。
[SMTPポート]…「25」のままで良いです。
設定(入力)が終わったら、[OK]ボタンをクリックします。
- [モジュール]-[受信モジュール]…[▼]ボタンをクリックして「データレシーブモジュール for POP3」を選択します。
続けて、[受信モジュール]の[設定]ボタンをクリックします。
- [POP設定]ダイアログボックスの各項目を設定します。
[POPサーバ]…メールソフトのサーバー情報にある受信メールのPOP3情報を入力します。
[POPポート]…「110」のままで良いです。
[ユーザーID]…メールソフトの[受信メールサーバー]-[アカウント名]を入力します。
[パスワード]…同じように、[パスワード]を入力します。
設定(入力)が終わったら、[OK]ボタンをクリックします。
- 続けて、転送先のメールアドレスを設定します。
[転送データ設定]の[追加]ボタンをクリックします。
- [転送データ設定]ダイアログボックスの[転送設定]タブにある[転送先情報]-[転送先メールアドレス]に転送先のメールアドレスを入力します。
[適用]ボタンと[確定]ボタンをクリックします。
- もし、自動転送後にメールサーバーの中にメールを残したくない(削除したい)場合は、
[転送条件]タブにある[サーバーに残す]をオフ(無効)にしてください。
- 以上で、自動転送のための設定は終わりです。
最後に、[適用]ボタンと[確定]ボタンをクリックします。
●MFC の起動・実行方法
- MFCの起動方法は、デスクトップ画面にある [MFC] アイコン(ショートカット)をクリックして、MFCを起動します。
※このアイコン(ショートカット)をクリックする。
- 起動すると、そのまま実行します。(デフォルト)
実行画面には、実行状態と自動転送を実行する時間(実行時間)などが示されます。
- 自動転送が実行されると、ログ窓に転送結果が表示されます。
以下、MFCを終了するまで、設定した間隔時間毎にメールサーバーから転送先アドレスにメールが自動的に転送され続けます。
※MFCには転送日時等を指定する方法もあります。
●MFC の終了方法
MFCの終了方法は、右上の"閉じる[×]ボタン"をクリックするか、[ファイル-終了]コマンドで終了します。
以上
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